ARTA SUPER GT300 第4戦 決勝レポート | ARTA
ARTA SUPER GT300 Rd.4

2021.7.18

2021.7.18

ARTA SUPER GT300 第4戦 決勝レポート

猛暑の中追い上げるもクールスーツ故障、佐藤熱中症で戦線離脱

スタートドライバーは高木真一。高木はポジションを2つ上げて、18番手で1周目を終える。8周目あたりから、高木はブレーキの温度が上がってきた事を無線で訴えてきた。高気温の為、クーリングしながらのレース展開となったが、高木はそれでも18周目に1台パスし、他車のピットインもあり、16番手までポジションアップに成功した。

20周目を過ぎてから300クラスのルーティンのピットインが始まる。#55 ARTA NSX GT3のタイヤの状態は良く、23周目にルーティンのピットインでは後輪のみ交換し、佐藤蓮にバトンタッチ。

ARTA SUPER GT300 Rd.4

29周目までに15番手までポジションアップ。バトルを繰り広げながら37周目には14番手にポジションアップしたところで他車が車両破損から火災が発生してしまい、FCYが導入される。40周目にリスタートが切られたが、41周目に最終コーナー手前で500クラスと300クラスの車両の接触があり、再度FCYが導入される。

佐藤は14番手をキープ。43周目に解除され、リスタート。佐藤は安定したペースで周回を重ねるが、50周目に他車と接触して19番手までポジションを落としてしまう。すぐに18番手にポジションをアップするが、大きくラップタイムも落としてしまう。

ARTA SUPER GT300 Rd.4

佐藤は56周目にピットに戻ってきてレースを終えるが、クールスーツの不具合で熱中症を発症していた。無線で状況を伝えられないぐらいの意識が朦朧とした状況だったが、すぐにメディカルセンターへ運ばれ、現在は回復へ向かっている。


土屋圭市アドバイザーのコメント

「抜くのが難しいこのサーキットで14番手までポジションを上げた事は評価出来るね。原因はまだ分からないけど、クールスーツがオフになっていたようなので、無線で我々がもう少し気を配らなくてはならなかったというのが反省点です。蓮には可哀相な事をしてしまったんだけど、皆このような経験をしているので、良い勉強、経験になったという事で、次の鈴鹿に生かしていきたいと思います」

岡島慎太郎エンジニアのコメント

「セットを大きく変えていきました。良くなった部分もあったのですが、大きく変えてしまったので、全体的にみて裏目に出てしまった部分も多少なりともありました。タイヤの2輪交換などの戦略は上手くいったと思っていますが、全体的なスピードが足りず、ポイント圏内までいく事が出来ませんでした。佐藤選手は最後、ピットに入ってきて朦朧としていたのですが、先程点滴を射って回復しているので、次の鈴鹿はクールスーツの対策もしなければならないと思っています」

高木真一選手のコメント

「予選から厳しい戦いでしたが、20番手から何とか1ポイントを獲りたかったので色々な作戦を考えていました。最初はスンナリ2台抜くことが出来て、その後は集団の一番後ろについて、どこもこの暑さだったので、ポジションも変わってくると思い、落ち着いてチャンスを待っていました。しかし、他の車もタイムの落ち込みがなく、同じようなペースだったので抜くまでに至らなかったので、後半の勝負になると思っていましたので、2輪交換という事でタイヤを持たせて終盤プッシュできればと思っていました。ボクのスティントではマージン持ちながら、集団に付いていく事が出来たので、後半の蓮に期待していました。この暑さだったので、最後熱中症になってしまいましたが、クールスーツが何らかの原因で効いていなかったようです。最初はペースも良かったのですが、急にタイムが落ち込んできたので、恐らく熱中症になってペースが落ちてきたのだと思います。ボクも3回くらい同じ経験をしているので、ひとつの経験として良い勉強になったのでは無いかと思います。しかし、もう少し無線を上手く使って自分の身を守る事も優先してやらなきゃいけないと思うので、次同じような事があった時はこの経験を生かして欲しいですね。次の鈴鹿は調子が良いと思いますのでしっかりポイントを獲っていきたいと思います」

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