ARTA SUPER GT500 #16 第2戦 予選レポート | ARTA

2024.5.3

2024.5.3

ARTA SUPER GT500 #16 第2戦 予選レポート

不運なイエロー無視判定で最後尾スタートだが1台づつ上に上がっていく

16 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GTも3月のテストでは好調だった。

しかし、午前のフリープラクティスでは、車の安定性に欠けていて、不安を抱いたまま予選を迎えた。

チームは予選へ向けて、セットを見直し、Q1に大津弘樹選手を送り込んだ。大津選手は8号車に続き、コースイン。しっかりとタイヤを暖めてアタックへ入って行った。車のバランスは向上していて、3番手のタイムを叩き出して、Q2の佐藤蓮選手につないだ。

佐藤選手は、最初のアタックの1コーナーでスピンしてしまったが、セッションはまだ残り時間があったので、次の周にアタックを再度行った。そのアタックラップでは2番手のタイムを出したが、アタックラップでイエローシグナルが出てしまい、その周のタイムが抹消となってしまった。明日は最後尾のスタートとなってしまうが、長丁場のレースなので、しぶとく戦って、ポイントを獲得したい。


鈴木亜久里監督

鈴木亜久里監督のコメント

「車は徐々に良くなっているね。蓮のイエロー区間通過は非常に残念だったね。ドライバーからは見えにくい位置にシグナルがあるので、蓮には可哀想だけど、明日は粘り強く行くしかないね。チームも車もポジティブな方向へ向かっているので、明日は良い結果を出せるように頑張ります」

土屋圭市アドバイザー

土屋圭市アドバイザーのコメント

「ちょっと蓮が可哀想なジャッジだったと思います。モニターを確認したところ、ブレーキングして左側にターンインしたところで右側のシグナルでイエローが点灯されたんだけど、あの位置はドライバーからは見えにくいからね。Q2では2番手、総合では、4-5番手の位置につけられたと思うので、悔しいけど、明日は長いレースなので、1台ずつ抜いて、ポイントを獲得したいね」

田中洋克チームディレクター

田中洋克チームディレクターのコメント

「公式テストでは非常に好調でしたので、今日の結果も期待していました。午前のセッションでは、車の状態が良いのか悪いのかわからない状況でした。満足できるような状態ではありませんでしたが、Q1で大津選手が3番手で頑張ってくれました。Q2で佐藤選手が頑張ってくれると思っていたのですが、イエロー区間通過という判定で2番手のタイムを抹消になってしまいました。残念ではありますが、気持ちを切り替えて、明日は挽回出来るように頑張ります」

大津弘樹選手

大津弘樹紀選手のコメント

「フリープラックティスで自分はベストな状態で走れていなくて、路温が上がってくれた事で、タイヤが機能してくれてQ1では、フリーと違うポテンシャルだったので、それを引き出そうとしたのですが、少し上手くいかないところもあって、トップは獲れませんでしたが、3番手でQ1を終えられたことで、Q2に向けてセッティングを変える要素も掴めましたし、それで蓮も良いアタックをしてくれたのですが、イエロー無視の判定が下されてしまい最後尾スタートとなってしまいましたが、最後まで粘り強く戦って行きたいと思います」

佐藤蓮選手

佐藤蓮選手のコメント

「Q2を担当してアタックラップでは2番手だったんですけど、その時にイエローが出ていて、タイム抹消になってしまいました。ちゃんと確認しなければならないのですが、自分からはとても見づらい位置にシグナルが出ていたので、不運だったのかな?と思います。明日は3時間レースという長丁場のレースなので、気持ちを切り替えて準備をしていきたいと思います」

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