ARTA SUPER GT500 #16 第3戦 決勝レポート | ARTA

2024.6.2

2024.6.2

ARTA SUPER GT500 #16 第3戦 決勝レポート

表彰台には届くがまだまだスピード足らず、これをきっかけにさらなる高みへ

16号車のスタートドライバーは大津弘樹選手。スタートでトップの背後にピッタリつけるが、2番手でストレートを通過。トップの車のペースは速く、じわじわと離されていってしまう。逆に3番手の車が迫ってきて、5周目の3コーナーで抜かれ、3番手に順位を落としてしまう。

その後はチームメイトの8号車に背後まで迫られ、21周目の2コーナーで接触してしまうほど、激しい順位争いを繰り広げる。24周目にルーティンのピットインを行い、佐藤蓮選手に代わる。13番手でコースに復帰。順位を争っていた車に先行されてしまう。しかし、その車を32周目の2コーナーで抜き、順位を上げた。ルーティンのピットインを行う車もあり、全ての車が1回目のピットインを終えた、36周時点で3番手になる。

41周目のシケイン進入で他車の接触があり、FCYが導入される。破片の回収が終わり、42周目にリスタートが切られた。

52周目に300クラスの車がヘアピン立ち上がり付近に止まってしまい、FCYが導入される。54周目にリスタートが切られた。その後はトップの2台の車とほぼ同じペースで周回を重ねていった。61周目に2回目のピットインを行い、最後のスティントを大津選手に託した。64周目に全車のピットインが終了し、この時点で3番手を走行。

70周目にトップの車がピット作業違反により、ドライブスルーペナルティを受け、2番手に浮上。

しかし、ペナルティを受けた車のペースは速く、すぐに背後まで迫ってきて、77周目のシケインで抜かれてしまう。

その後は、車のバランスに悩まされたが、何とか3位を死守して表彰台を獲得する事に成功した。


鈴木亜久里監督

鈴木亜久里監督のコメント

「表彰台に乗れたのは良かったけど、まだまだペースが足りないね。優勝を狙っているので、もっとレベルを上げて行く必要があるね。次回に向けて、どうやってレベルを上げていけるか、皆で考えて、次こそ優勝したいね」

土屋圭市アドバイザー

土屋圭市アドバイザーのコメント

「ホンダ勢トップとは言いながら、トヨタにはあれだけ離されて3位ですからね。車のポテンシャルを上げていかないと、ちょっと後半勝負にならないので、この2ヶ月で何とかして、まあガチンコでもウエイト積んでも勝負できるような車に仕上げたいと思います」

田中洋克チームディレクター

田中洋克チームディレクターのコメント

「予選の順位からひとつ落としてのゴールで、何とか表彰台には何とか立てたのですが、当然優勝を狙ってますし、他のメーカーに対してまだスピード足りないということを考えると、もっともっとちょっと頑張らないといけないなと思います。次に向けてしっかりと準備を進めます」

大津弘樹選手

大津弘樹紀選手のコメント

「スタートを担当しましたが、直前は微妙なコンディションで雨降るかどうかみたいな感じだったんですけど
スタートすると普通のコンディションドライコンディションだったので、序盤に仕掛けようと思ったんですけど、なかなか叶わずちょっと難しかったんでそのままついていこうと思いました。その後のペースもあまり良くなかったのですが、蓮に代わってから少しペースも良くなって、安定して走ってくれたし、メカもピットストップで何もトラブルなく出してくれたので、まず表彰台獲得できて本当に良かったな、と思います。蓮と僕たちもペアを組んで1 年目なので、まず第一歩のステップとしては非常に良かったかなと思います。但し、レースの内容としてはまだまだちょっと見直さなきゃいけないところが多くあるので、次戦に向けて優勝できるようにまた頑張りたいと思います」

佐藤蓮選手

佐藤蓮選手のコメント

「3位表彰台獲得という結果で終わりましたが、まずはポイントを獲って表彰台に乗れたっていうことはすごく前進できたレースだったんですが、まだ足りない部分も多くあって満足できる結果ではないので、この表彰台をはずみに次戦はさらに上へ行けるようにチームと組み立てていきたいと思います」

シェア:

Related Article

関連記事