ARTA GALSは「Aggressive & Passion」をマインドキーワードとして掲げ、美しさ・強さを表現する「BEAUTY」、姿勢や所作などを示す「PROFESSIONAL」、そして笑顔やおもてなしの「HOSPITALITY」の3つの構成要素の体現者として進化し、活動しています。

2019年にARTA GALSに加入し、ARTA GALSとして4年目を迎える真木しおりにインタビューを行いました。

ARTA GALS最年長として

今年でARTA GALS歴 4年目で、最年長になりました。

私が後輩ARTA GALSを引っ張っていく役割を担う立場になったのかなと思っています。ですが、これまでもみんなの後ろについていくことが多く、リーダーとして動くことに慣れていないので不安も大きいです。不器用な私ですが、仲間たちが困っている状況を把握して、みんなで一緒に頑張っていけたらいいなと思っています。」

4年目を迎える真木しおりが意識しているARTA GALSにとって大切なことを聞いてみた。

「媚びない、を意識しています。もともと媚びるタイプではないんですけれど。

裏ではメンバーにサポートしてもらうことが多いですが、皆様とお会いする時は切り替えてキリっとするようにしています。怖いっていう印象がついてはいけないので、笑顔も大切です。」

キリっとした表情の隙間から時たま見られる笑顔は、本来の真木しおりの可愛く甘え上手な性格を感じさせ、心が掴まれる。

真木しおりとグリッドボード

「意識していることは、歩き方です。他のレースクイーンの方々に負けないように綺麗に歩くように気を付けています。入場している時が一番注目されているので、緊張します。 もう一つ、私は癖で反り腰になってしまうんです。歩いている時に反り腰にならないように歩くこともすごく意識するようにしています。」

グリッドボードを担当する立場からでないと見えない景色を聞いてみた。

「ARTAのファンシートの前で手を振ると、皆さんが振り返してくれるのがすごく嬉しくて、楽しくて、たくさん手を振ってしまいます！（笑）

私がARTA GALSだからこそ、皆さんと繋がることができるんだなぁって。

あの瞬間はファンの皆様とチームと、みんなが一つになるのでとても感動します。私も一生懸命頑張らないといけないなって思えます。」

尊敬するレースクイーン

「結城みいちゃんはずっと尊敬しています。人柄の良さが本当に素敵なんです。通りすがるレースクイーンみんなと仲良しで、所属しているチームへの愛がすごいです。

今回、みいちゃんのチームメイトの子とお話する機会があったのですが、尊敬する・お姉ちゃんみたいって言っていて、みんなから慕われているんだなって。私もみいちゃんとARTA GALS1年目はチームメイトだったのですが、ずっと後ろをついて行っていました。

「困ったことがあったら言ってね」って安心させてくれるんです。包容力を尊敬しています。」

ファンの方には心からの感謝を

「今年は少しずつ制限が緩和されてきているので、ファンの皆様にお会いできることを嬉しく思います。ピットウォークが復活し、私たちのお写真を撮っていただける機会が増えました。ですがそれも完全な形ではなく、レースクイーンはマスクを着用しています。

それにも関わらず、遠くから会いに来てくださるファンの皆様には心からの感謝の気持ちを伝えたいです。

私もトラックを運転するので長距離運転の大変さがよくわかります。早くからサーキットに来て、横断幕をつけていただいて…。皆様の気持ちに応えられるように、もっと楽しませたいなと強く思います。

未だ、交流機会のあるイベントがないのが悔しいです。ブースでのサイン会や皆様とお話し出来るコミュニケーションの場が恋しいです！」

ARTA GALSの今日のイメージは、初期メンバーである真木しおりによって作られ、守られ、支えられてきたといっても過言ではない。

美しさ・強さ、姿勢・所作、笑顔・おもてなし。これらを、体現し、活動してきた。

“最年長”であり“最年少”でもある真木しおりの2022年の活躍に期待だ。

文／Juri Kawano