ARTA GALS 2021年を振り返る:藤澤響花「レースの難しさを知った1年でした」 | ARTA

2021.12.29

2021.12.29

ARTA GALS 2021年を振り返る:藤澤響花「レースの難しさを知った1年でした」

2021年もARTA GALSとして各サーキットでチームを熱く応援した藤澤響花。昨年はコロナ禍の影響でサーキットに行く機会も限られていたが、今年は全戦現地へ行くことになり、そこで新たな発見や経験をした1年となった。

サーキットの種類がたくさんあることに驚き!

「1年目は富士と、もてぎと、鈴鹿しか行けなかったので、今年はそのほかのサーキットも訪れて『コースの種類って、こんなにも違うんだな』と感じました」

「昨年は比較的、富士スピードウェイでの開催が多かったので、コースの広さは、富士スピードウェイが一般的なのだと思っていました。でも、今年初めて行ったところでは、すごく狭いコースもありましたし、急な上り坂や下り坂があるコースもあったりし、すごく新鮮でした」

「色々なコースでレースをするドライバーさんやチームの皆さんは凄いなと、改めてレースの難しさを知った1年でした」

そう語る藤澤。同時に、レースクイーンとしての動き方や、情報発信の仕方も、周りの先輩たちから学ぶなど、彼女にとっては内容の濃いシーズンを過ごすことができたようだ。

「みんな仲が良くて、私もみんなのことが大好きです。私が一番レースクイーンの経験が浅いのですが、みんな優しくて、色々なことを教えてもらいました。SNSの発信もすごく大事だなと感じて、1年目にできなかったことを2年目でできるようになったりしました。

「特に沢ちゃんがすごくて、SNSを通して情熱を伝えることで、今は直接会えないですけれど、SNSでファンの方と交流することができるんだなというのを、間近で見させてもらいました。このメンバーで本当に良かったです」

みんなのおかげで、サーキットに行くのが楽しくなりました!

開幕戦から6人揃ってサーキットで活動してきたARTA GALS。レースクイーン自体が2年目ということで、そこまで経験が豊富ではない藤澤響花だが、メンバーのサポートもあり、当初抱えていた不安が和らいでいったという。

「毎回サーキットに行くのが楽しみになりました。最初の1年は分からないことが多くて、正直サーキットに来るのが怖かったです。最初は『何がどうしたら……』と不安ばかりでしたが、いつのまにか『みんながいれば大丈夫』と思えるようになりました。

レースクイーンとして成長させてくれた5人にとても感謝しています」

「その中で特に頑張っていたメンバーと聞かれると……。みんなの良いところ、頑張っているところは、それぞれにあって、ひとつに絞れないですし、話し出したら、きっとこの記事に収まらないくらいになると思います(笑)」

周囲からも、仲の良さには定評があった今シーズンのARTA GALS。藤澤も1年を通して笑顔が絶えない様子だった。

藤澤響花が思い出に残ったレース:第7戦もてぎ

そして、藤澤響花に「2021年で最も印象に残ったレース」を聞いてみた。

「第6戦と第7戦の8号車優勝と言いたいんですけど、最終戦ですね。8号車は年間2位になったシリーズ表彰の表彰台に立っているのに、喜び切れないところを見てしまうと……すごく複雑な気持ちになりました」

「ここまでの好成績があったからこそ、あそこに立てていると思うのですけど……最後残念な顔をしなきゃいけないというのが、すごく印象に残りました」

レースというのは、楽しさ、華やかさだけではなく、時には残酷な現実を突きつけられるときもある。そういう意味で、特に最終戦のARTAは悔しさが残る結末となった。そういう一面にも触れ、複雑な想いを話した藤澤だが、よりレースの魅力にのめり込んでいる様子だった。

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