今年ARTA GALSに新加入し、毎回全力でチームを応援していた沢すみれ。周りのメンバーと過ごし、見習うことが多かった1年だったという。
正直、最初は不安もありました
これまで他のチームでレースクイーンの経験があった沢すみれ。ARTA GALSは人数が多いのが、ひとつの特徴なのだが、それが最初は不安でもあったという。
「ここまで大人数のレースクイーンがいるチームに入るのが初めてだったので、最初はどちらかというと不安の方が大きかったです。外から見たARTA GALSのイメージは、すごくクールでカッコイイものでした。これまでの自分が持たれている印象を考えると、ARTA GALSのイメージとは、かけ離れているなと感じていました。だから『私がARTA GALSの一員として、みんなに認めてもらえるかな?』と思っていました」
「でも、いざ開幕すると、最初の頃から皆さん受け入れてくださったし、ファンの方がTwitterでフォローしてくれて『ARTAにきてくれてありがとう!』という声もいただきました。すごく楽しい1年を過ごすことができました!」
周りのメンバーの動きを見て、勉強になることばかり!
毎回、パドックでは仲良く過ごす姿がみられたARTA GALSたち。その中で周りのメンバーの“ファンのことを考えた動き”に、沢も気を引き締められることが多かった。
「メンバーたちの動きをみて、見習わなければいけないなと思うところが多かったです。特にSNSに掲載するための自撮り! みんなはいつも可愛く撮っていて、本当に上手だなと感心していました。正直、私が一番自撮りをしていなかったなと思います。誰かが1人で撮っているところに、他の子がさりげなく入って、ファンの方が喜ぶ写真を撮っていたのが印象的でした。ファンの皆さんのことを考えて発信できているところが偉いなと思いました」
「本当にみんなしっかりしていて、めちゃくちゃ面白いです。誰か1人を挙げることはできなくて、みんな面白いです。弱音も吐かないし、ずっとみんなARTA GALSでい続けている感じでした」
沢すみれが思い出に残ったレース:第7戦もてぎ
そして、沢すみれに「2021年で最も印象に残ったレース」を聞いてみた。
「やっぱりチームが優勝した時ですね。第6戦オートポリスで8号車が優勝してすごく嬉しかったですけど、個人的には、その後の第7戦もてぎが一番の印象として残っています」
「昨年、他のチームでも経験させていただきましたけど、最終ラップまで諦めずにプッシュして手に入れた勝利でした。その最後まで諦めないで頑張るということが、結果として実ったレースで、観ていた私もすごく興奮しましたし、レース後半は祈るような思いでモニターを見つめていました」
常に周囲への気配りを欠かさず、どんな時でも明るく挨拶をする沢。いざレースになると、ARTAの勝利を願い、モニターに釘付けになって応援する姿が毎回見られた。
彼女の心のこもった応援が、今シーズンのARTA快進撃の一助になったことは、間違いないだろう。
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