2021年もARTA GALSを務めた はらことは。今年もコロナ禍で様々な制限はあったが、彼女にとっては貴重な経験を多く積むことのできた1年となった。
全戦サーキットに行けたことに感謝、決勝前には重要な役割も担う
「コロナ禍で様々な制限がありましたけれど、今年はレースクイーンも全戦参加することができ、間近でチームを応援することができました。そのような環境で1年過ごせたことは本当にありがたかったです」
「最終戦ではスポンサーステージやピットビューイングにも参加させていただき、ファンの皆様に再会できて本当に嬉しかったです。レースだけでなくイベントなど、色んな楽しみを持ってサーキットに来られる方が多いと思うので、来年以降はいつも通りに戻ることを願っています」
今シーズンを振り返った時、真っ先に“感謝の気持ち”を口にした はらことは。サーキットの業務は限られていたが、第3戦鈴鹿と第7戦もてぎでは、スタート前のカウントダウンボードの提示という重大な役割も担当した。
「今年はカウントダウンボードやシリーズフラッグを持ってグリッドを歩くということも担当させていただきました。本当に貴重な体験で、毎回ありがたく務めさせていただいていました」
「私自身、サーキットクイーンをさせていただいていた時に、何度もカウントダウンボードを出す経験があったので、緊張を楽しめる余裕はありましたけど、ARTA GALSとしてSUPER GTのカウントボードを出すというのは、また一味違います。本当に良い経験になりました」
より一層みんなと仲良くなれた1年
ARTA GALSは2年目となったはらことは。昨年は新型コロナウイルス感染防止対策として、パドック入場者数を厳しく制限していたこともあり、レースクイーンも前半4戦はサーキットに行くことができなかった。
今年は開幕戦から6人全員が揃ってサーキットに行き、パドックで仲良くしている光景が印象的だったが、はらことは自身もARTA GALSメンバー全員との信頼関係を、さらに深められた1年だったという。
「昨年は、3人ずつしか参加ができなかったのですが、今年は6人全員で毎回サーキットに行くことができたので、本当に仲良くなりました。昨年から一緒にいたメンバーも、今年の方がより仲良くなれた気がします。一層ARTAが好きになりました」
「ARTA GALSのメンバーそれぞれ個性があって、良さが違うなという印象です。みんな1人1人に『こういうところは良いな、頑張っているな』というのはありますけど、ここで語れないくらいたくさんありますね」
はらことは が思い出に残ったレース:第6戦オートポリス
そして、はらことは に「2021年で最も印象に残ったレース」を聞いてみた。
「私個人的な目線ですけど、第6戦オートポリスで8号車が優勝したことです。私にとって地元でのレースで、一番通い詰めているサーキットなので思い入れはあります。そこで、応援する8号車が勝ってくれたので、一番印象に残っています」
この時は、8号車のグリッドボードを担当したはらことは。自身にとっても思い入れのあるサーキットで、応援しているチームが勝利する。直前の第5戦SUGOでの悔し涙から一転し、嬉し涙とともに喜んでいた姿が、今でも鮮明に蘇ってくる。
レースクイーンとしての活動はもちろん、レースを真剣に見て、チームを熱心に応援することも忘れない はらことは。ついつい感情がこもってしまうがゆえに、レース後は目に涙を浮かべているところを見かける。それだけ、ARTAが大好きであり、勝利を飾ってほしいと強く思っていることの表れなのだろう。
そんな彼女の応援も、2021年のARTA快進撃の下支えになったことは間違いない。
Related Products
関連商品