ARTA SUPER GT500 第8戦 予選レポート | ARTA

2021.11.27

2021.11.27

ARTA SUPER GT500 第8戦 予選レポート

いよいよ最終戦、チーム一丸で最大限の成果を目指す

今季、序盤戦は苦戦したが、第6戦、7戦と2連勝してチャンピオン争いに名乗りを上げた。トップとのポイント差は5点。最終戦は全車サクセスウェイトも外され、苦戦が強いられるが、ここで強さを発揮してチャンピオンを手にしたい。

午前のセッションは予選、決勝のセットを進め、予選に入っていった。Q1は野尻智紀がアタック。気温が低くなかなかタイヤが暖まらない中、野尻は4番手のタイムを叩き出し、Q2の福住仁嶺につないだ。

普段、500クラスのQ2は、セッション後半になるまで各車コースに出ないが、気温が低く、タイヤが暖まりにくいので、各車セッション開始と同時にコースイン。福住はしっかりとタイヤを暖めてタイムアタックに入っていった。

2回のアタックでコースレコードを更新するタイムを叩き出したが、6番手でQ2を終えた。
3列目は十分チャンスがあるポジションなので、明日は今シーズン最高のレースを展開していきたい。


鈴木亜久里監督のコメント

「いよいよ最終戦だね。予選は6番手だけど、3列目のスタートは悪くないと思っている。チャンスは十分にあると思っているので、明日は皆で祝杯を上げられるようにしっかりと準備をしていきたいね」

ライアン・ディングル エンジニアのコメント

「午前はショートセットの確認を行いました。動きを直したいところがあったので色々と試して、ある程度のレベルまで来たので、その後はロング向けのセットを進めました。専有でショートセット、FCYでロングのセット確認を行いました。予選に向けてアジャストしましたが、まだ直したいところが残っていたので、予選の結果がこのようになってしまいました。もう少しポールに近いところにいたかったのですが、決勝は何があるか分からないので、しっかり準備して戦って行きたいです」

野尻智紀選手のコメント

「6番手は悪くないポジションだと思っています。ランキングトップの車は僕らの前にいますが、最終戦は長くて何が起こるか分からないですし、最終戦を戦う厳しさというのもあるので、ここから這い上がれるように戦っていきたいです」

福住仁嶺選手のコメント

「フリー走行から課題がいくつかある中で、予選の順位としては悪くないポジションを獲れたと思います。野尻さんは危なげなくQ1を通過してくれたものの、トップとのギャップがあったので、セットを更にアジャストしてQ2に挑みました。タイムアップは出来たのですが、ボク自身のドライビングを車に合わせきれなかったという事もあり、結果的に6位になってしまいました。明日のことを考えると悔しいですが、富士は何が起こるか最後まで分からないですし、最終戦は皆でしっかり良いレースをしたいので頑張ります」

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