2021.9.12

2021.9.12

ARTA SUPER GT300 第5戦 決勝レポート

高木が猛追して、佐藤蓮が引き継ぎ2位表彰台

スタートは隊列が整わず、3周のフォーメーションラップ後にスタートが切られた。

最初のスティントは高木真一が担当。高木は1周目を終えた時点で順位をひとつあげてきた。2周目には更に1台抜き、3番手までポジションアップに成功。車のバランスは良さそうだ。2番手は同じNSX GT3の18号車だ。タイヤは違うが、パフォーマンスレベルは同じくらいで、なかなか抜くに至らない。

気温が高いせいか、7周目あたりからグリップが落ち始めてきたが、高木はタイヤを労りながら走行を続けた。2番手を走行する18号車もタイヤがキツいのか、高木は20周目のメインストレートで2番手に浮上する。トップとの差は6秒弱だ。高木はトップの61号車より速いラップタイムで徐々に差を縮めて行く。

ここで35周目にルーティンのピットインを行い、佐藤蓮にバトンを渡した。佐藤は13番手でコースに復帰。44周目に500クラスの車両が最終コーナーで止まってしまい、セーフティーカーが導入される。この時点で6番手までポジションアップ。

51周目にリスタートするが、佐藤は53周目のストレートで61号車に追突してしまう。これは黒白旗提示のみに留まった。

更に59周目に500クラスの車両がストレートエンドで止まってしまい、FCYが導入される。この時点で2番手までポジションを上げる。その後も佐藤は速いタイムでトップを猛追したが、そのままチェッカーを受け、今季2度目の表彰台を獲得した。


土屋圭市アドバイザーのコメント

「前回は蓮が15台抜きで素晴らしいところを見せてくれましたが、今回は真一が職人技を見せてくれましたね。前半の展開は素晴らしい。もちろん蓮も頑張ってあの結果なので、次こそは優勝したいですね」

岡島慎太郎エンジニアのコメント

「今回は走り出しからパフォーマンスが高かったので、何とか結果につなげたかったです。ウォームアップでも良い感触があったので、5番手スタートからでも優勝も狙えるのでは無いかと思って取り組んでいましたが、そんなに甘くは無かったですね。残り3戦は全て表彰台を狙って行きます」

高木真一選手のコメント

「持ち込みから良かった。ウォームアップも調子良かった。タイヤ選択という意味では非常に難しいところもありましたが、ボク達のブリヂストンのソフトタイヤは落ち込みもなくて同じペースで走り続けられたのが良かったと思います。後半は硬めのタイヤで蓮に行ってもらいましたが、パフォーマンスを発揮するのが難しくて蓮は苦労したと思いますが、スバルが速かったというのもありましたけど、もしかしたらもうちょっと何か出来たかも知れないので、検証して次に向けて準備したいです」

佐藤蓮選手のコメント

「前半は高木さんがどんどん順位を上げてくれて、2番手でつないでくれました。後半のタイヤはガソリンが重い状態でコントロールが難しかったので、ちょっと苦労しました。ペースを回復するまでにトップと差をつけられてしまったので、それが勝てなかった理由かも知れません。そういったところを次以降に分析して優勝に向けて頑張っていきたいです」

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