2021.3.28

2021.3.28

オフシーズンは何をしているの? ~開幕に向け絶賛準備中のファクトリーより vol.1~

シーズンが終わると、ファンのみなさまにはオフシーズンにしっかり休んでいただいてまた来シーズン頑張ってください!と、暖かいお言葉をたくさんかけていただきます。全力で駆け抜けたシーズンが一旦終わると、本当にそうしたい気分ではありますが、また新たな戦いに向けての準備が始まるのです。一年で一番忙しいのはこのオフシーズンとも言えるかもしれません。開幕までの準備期間は、皆がそれぞれの持ち場で引き続き頑張っています。

きっと、オフシーズンにチームは一体何をしているんだろう?と思っていらっしゃる方も多いはず。今回はそこを2台束ねる青木朋子マネージャーの仕事目線でご紹介しようと思います!

2020年シーズンが終わった!となり最初に行う事は、シーズンにかかった費用をまとめることです。諸経費などの精算など全て済ませます。そして、次に来季の予算の見積に入ります。要の部分ですね。その後すぐ次のシーズンに向けて行われるGT500クラスの開発テストの準備に入ります。

例年、海外のサーキットで年末から1月中にメーカーの開発テストが行われていますので(マレーシアのセパンサーキットで実施されています)、そのテストの手配をします。コロナ過の昨年は、海外でのレース開催が実現出来ておりませんが、開発テストももちろんその影響があり、2021年の開発テストは国内サーキットで進められています。

そして、みなさんが待ちに待った1月のメーカーの体制発表!今季は、ARTA 8号車は昨年同様の野尻智紀選手と福住仁嶺選手、ARTA55号車は、昨年最終戦を怪我により欠場となり残念でしたが、レース復帰となる高木真一選手と新たに佐藤蓮選手を迎え入れることとなりました。新たな体制に大いに期待をして欲しいのですが、体制が決まると再び準備が慌ただしくなってまいります。

8号車の開発テスト関連では、メカニックやエンジニアへのGTアソシエイション様からの連絡などを細かに行って参ります。

同時に例年1月末までに、今季SUPER GTに参戦すると参加表明をし、エントリーフィーをGTアソシエイション様へお支払いします。チームの情報も全て提出します。参戦車両関係の他に、参加メンバーの情報も。全員の署名・捺印も必要ですし、保険の事やパスの枚数など具体的なことが来季に向けて動きます。

メカニックは、社外フリーランスの方にもお願いをしているので、打診していた方々なども含め今季のメンバーを確定し、装備品、安全靴や耐火服の準備を進めます。まずは全メンバーのリストアップからですね。耐火服は、3年に一度新しいものを準備しています。

シーズン中、抜かりなく進めなくてはいけないのが宿泊先の手配。スケジュールに併せて手配をするのは、どのチームも共通の大変苦労する仕事。昨年は、コロナ禍でスケジュール変更があり“リスケの嵐”でした。ですので、キャンセルや変更の手続きも煩雑となり改めて手配するのも大変だったかと思います。大所帯を切り盛りするマネージャーにとって、大仕事ですね。

続く!


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