お待たせいたしました!やりました!ARTA 8号車優勝!晴れてこの報告ができうれしい限り。ここまで応援してくださったみなさま、ほんとうにありがとうございます!
第7戦ウェイトハンデが半減した今回の予選も、やっぱり我々の8号車は速くフロントロウの2番手を獲得しました。迎えた決勝はスタートドライバーを野尻選手が担当。序盤をトップの64号車に離されることなく追いかけます。10周で追い抜くと、そのまま後続を引き離して行き10秒ほどギャップが出来たところでピットインしました。コースではトラブルによりストップするクルマが出てセーフティーカーが入りました。ピットという無線からの指示も非常に聞き取りにくかったという野尻選手でしたが、ピットに向かい福住選手がトップでコース復帰。その直後にセーフティーカーが入ったという我々を味方につけた流れでした。55号車が優勝のかかったわれわれを先に入れてくれたチームプレイにも感謝。
後半を任された福住選手は、決勝の約3分の2を走るロングスティントとなりました。走っていても非常に長く感じたそうです。トップを走っていれば誰しもが早くそのままでチェッカーを受けたいですよね。しかし、懸命に走り続けた福住選手は気づけば2位に46秒もの大差で圧勝!プレッシャーと戦いながらも大仕事をやってのけました。緊張から解き放たれたパルクフェルメでのインタビューでは、苦労の末の栄冠に福住選手は言葉に詰まるシーンも。
中継をご覧になっていただけたでしょうか?優勝をしても忙しなく動くスタッフ全員のうれし涙も代わりに流してくれた感慨深い優勝となりました。まだの方は、ぜひレースを振り返っていただけるとうれしいです。
今季は予選で3回ものポールポジション、フロントロウ2番手を2回と5回ものレースの決勝を一番前からスタートしています。それにも関わらずなかなか実を結ばず苦悩していたのは、ファンのみなさまもご存じだったと思います。思いは一つ、きっとわれわれの気持ちと同様に勝利を目指してくださった方々がたくさんいたと信じております。ありがとうございます。
まずここで優勝を遂げたことで3ポイント差のランキング5位、逆転タイトルの可能性までも掴み取りました。ランキング上位のポイントが拮抗していますので、最終戦は勝ったチームがチャンピオンと考えるのが早いでしょう。最終戦を力強く戦い抜くために、この勢いに乗ってしっかり準備をして臨みたいと思います。引き続き最後の最後まで応援をよろしくお願いいたします!