レース開始直後にエンジン不調でポイント届かず、次回は必ず挽回します
スタートドライバーは福住仁嶺選手。パレードラップ、フォーメーションラップの後にスタートが切られた。
スタート直後、福住選手はエンジンの不調を訴えてきて、順位も最後尾まで落ちてしまう。ペースが上がらず、5周目に緊急ピットイン。車両をチェックして、コースへ復帰。ここで周回遅れになってしまったが、チームは作戦を変更して、入賞を目指した。
コース復帰直後はペースが良かったが、300クラスの集団に入ってしまい、なかなかペースが上げられなかったが、集団を抜けた後はペースを取り戻した。
38周目に500クラス車両が最終コーナーでクラッシュし、セーフティーカーが導入される。車両回収の為、39周目にレースは赤旗で中断されてしまう。この時点での順位は13番手。
約1時間の中断後、セーフティーカー先導で44周目にリスタート。福住選手はリスタートと同時にピットイン。
大津弘樹選手に交代し、後半を託した。大津選手はトップグループと遜色ないペースで周回を重ね、前を追った。
ペースは良かったが、13番手で順位を上げる事は出来なかった。入賞はならなかったが、次につながるレースを展開した。レース終了後にトップの車両が失格になり、結果は12位となった。
鈴木亜久里監督のコメント
「序盤のトラブルが残念だったね。前回のレースで歯車が合い始めたと思っていたけど、まだまだだね。ミスやトラブルを無くしていけばトップで戦える力があるので、残りの2レースは立て直せるように頑張ります」
土屋圭市アドバイザーのコメント
「トラブルは痛かったな。ヒューマンエラー的な部分があるので、次回までにしっかり立て直したいね」
田中洋克チームディレクターのコメント
「スタート直後からエンジン系統のトラブルでピットに入れざるを得ませんでした。それが致命的になり、みんなでポイントを獲ろうと頑張っていただけに残念でした。ドライバーも良いパフォーマンスで走れていたので、申し訳ないです。しかし、気持ちを切り替えて次、頑張ります」
福住仁嶺選手のコメント
「早々にトラブルでピットインを余儀なくされて、その後はラップダウンになってしまいました。自分のスティントのペースだけで言うと、そんなに悪くなかったですし、ちゃんとレースが出来ていれば、いろんなチャンスが巡ってきてもっともっとポイントを獲れたと思います。もったいないレースになってしまいました。悔しいというよりこれ以上続けられないというのがあります。次回は軽くなりますし、次回にこの経験を活かして頑張りたいと思います」
大津弘樹選手のコメント
「スタート直後のトラブルが全てでしたね。仁嶺のペースは良かったし、普通にレースしていればポイント圏内に入れた手応えがあったので、残念です。今年に入ってミスが続いていて、前回勝てたので良い流れが来たのかな、と思いました。しかし、勝ったからと言って油断じゃないですけど、良くしてくれようとした事がうまく行かなかったので、そういうところをもう一度見直して次はもう落とせないので、チーム一丸となって頑張れるようにしたいです」