Q1での失速をチーム力と福住選手の技量で取り返し見事にPP獲得!
走り出しから車のバランスは良く、午前のセッションはトップタイムで終える事が出来た。緊張感が漂っているが、チームの雰囲気は良い。
Q1は大津弘樹選手がアタックを行った。午前のタイムを1秒以上縮めてQ1を5番手で突破した。午前とコンディションが変わって、操縦性も変わってしまったようだ。大津選手はチームに車の症状を伝え、Q2に向けてセットのアジャストを行った。
Q2は福住仁嶺選手。先にアタックした車両のタイムが良かったので、それを超える事が出来るかどうか微妙なところだったが、福住選手は見事なアタックで見事ポールポジションを獲得した。
明日は長距離のレースだが、しっかり集中して勝ちに行きたい。
鈴木亜久里監督のコメント
「大津がQ1突破してくれて、そこで改善すべき点をしっかりチームに伝えて、仁嶺が見事な仕事をしてくれたね。
チームワークの良さも出てきたので、今度こそ優勝出来るように集中して戦いたいね」
土屋圭市アドバイザーのコメント
「大津がQ1突破して、悪いところ改善して、仁嶺がトップで帰ってきて、凄くコンビネーションが良い予選だったね。結果として残してくれて、ホンダのお膝元でポールが獲れてホッとしています。明日は目標を高く持って頑張りたいね」
田中洋克チームディレクターのコメント
「16号車も8号車と同じく、持ち込みのセットが良かったので、予選は手応えを感じていました。Q1はちょっと失速してしまいました。セットも悪い方向に行ってしまったのですが、Q2に向けてセット変更したら、見事にポールポジションを獲ってくれました。明日はこのままポジションをキープして優勝したいです」
福住仁嶺選手のコメント
「Q1の状況を見ると、余裕はないと思っていました。ひとつでも順位を上げられるようにと思いながら走っていました。車のアジャストも良かったですし、タイム差だけ見ると8号車に勝つのは難しいと思っていたのですが、皆のおかげで走りも悪く無かったと思いますし、久しぶりにポールを獲れて素直に嬉しいです。明日は天候がどうなるか分かりませんし、ペナルティ続きだったので、しっかり戦いチームとしてもっと強くなったことを見せられるように頑張ります」
大津弘樹選手のコメント
「Q1が不発だったんですけど、セットを変えたことで車が大幅に良くなって、チーム力と仁嶺の素晴らしいアタックでポールが獲れました。明日はこのまま優勝出来るように頑張ります」