予選は悔しい2位だが、明日の決勝を見据えて準備万端で臨みたい
2ヶ月のブランクを経て第4戦の富士を迎える事になった。持ち込みのセットは8号車と同じで、午前のセッションを走り出した。車の状態は終始安定していて、このセッションをトップで終える事が出来、予選に期待が高まった。
Q1は福住仁嶺選手がアタック。午前の好調さをキープ出来ており、トップでQ1を通過。大津弘樹選手にQ2を託す。第2戦の富士では大津選手がQ1をトップで通過しているので、期待がかかった。
しかし、非常に僅差で惜しくも2番手でQ2を終えた。大津選手は悔しさを隠し切れずにピットへ戻ってきたが、十分に優勝を狙えるフロントローからのスタートだ。天候は雨の予報だが、優勝出来るようにしっかり準備していきたい。
鈴木亜久里監督のコメント
「大津はとても悔しがっていたけど、本当に惜しい予選だった。チームは良い車を用意してくれたし、ドライバーのパフォーマンスも良かったので、明日は8号車とともにトップを狙っていきたいね」
土屋圭市アドバイザーのコメント
「トップと僅差なので本当に悔しいね。しかし、2人とも良い走りをしてくれているので、明日は良いレースを展開してくれると思います」
田中洋克チームディレクターのコメント
「フリーはトップで終える事が出来ました。大きな問題もなく、終始安定していましたがウェイトも軽いので、前の方にいなくてはならないと思っています。予選に期待できる内容のフリー走行だったと思います。仁嶺がトップでQ1を通過してくれましたが、Q2は大津が悔しい2位となってしまいました。しかし、2人とも良いパフォーマンスを発揮してくれましたし、明日の天候はどうなるか分かりませんが、天候に左右されないような準備をしていきたいです」
福住仁嶺選手のコメント
「Q1を走行しましたが、自分なりにうまくまとめる事が出来ましたし、もう少し上げられるところもあったかも知れませんが、納得がいくアタックが出来たと思っています。結果としてトップで通過出来たのですが、思ったよりタイムが僅差だったのでQ2は難しくなると予想していました。大津選手は素晴らしいアタックでしたが、5/100秒差でとても悔しい2位でした。明日の天候はどうなるか分かりませんが、ウェイトも軽いので、ここで勝っておかないと後半戦に響くので、今回勝ちたいです」
大津弘樹選手のコメント
「仁嶺がトップでつないでくれて、車の状態も良かったのですが、午前の500の専有でしっかり確認出来なかったところもあったので、アタックの1周目のセクター1でわずかなロスタイムがあって、結果論ではありますが、それがなければトップを獲れたと思っています。ちょっとした積み重ねがポールを獲れなかった要因だと思いますが、しっかり戦えたのは良かったのですが、こういうチャンスはなかなかないので、ポールを獲りきりたかったので悔しいです。ただ、2番手で勝てる位置からのスタートなので、集中して優勝を狙っていきたいです」