午前のフリー走行でクルマ決まらずも、チームの努力でQ2進出を果たす
午前のフリー走行は走り始めから車のセットが改善されず、タイムが伸び悩んだ。予選までに何とか挽回すべく、ドライバーとエンジニアで綿密なミーティングが行われ、予選へ向けてセットの変更が行われた。
Q1は福住仁嶺選手がアタックした。セット変更が良い方向へ出たのか、福住選手は4番手でQ1を通過。
Q1のコンディションをチームや大津弘樹選手へ伝え、Q2に挑んだ。タイムは期待通りに伸ばす事が出来ず、7番手で予選を終えたが、午前のフリー走行のパフォーマンスを考えると大きく飛躍出来た予選だった。明日は表彰台を目指して準備を進めたい。
鈴木亜久里監督のコメント
「上位3台は速いけど、4番手以降は僅差なのでもう少し車を見直してもっと上に行けるようにしないといけないね」
土屋圭市アドバイザーのコメント
「2列目まで行くかな?と思っていたけど、周りのタイムが伸びて、ウチだけ伸びなかったね。タイムアップ出来なかった原因を追究していきたいね」
田中洋克チームディレクターのコメント
「午前中はフィーリングが悪くて、車も扱いづらいようでした。車を大きく変えないと予選を戦えない状況でした。Q1は車のバランスも良くなって手応えもありましたが、Q2は7位だったのでまだまだ足りないと思っています。明日レース長いので、しっかり見直して準備したいと思います」
福住仁嶺選手のコメント
「走り始めから終盤にかけて良くない方向に進んでいったというのもあって、専有走行でもタイムが上げられませんでした。Q1へ向けて車を色々と変えていくのに、色々と悩んだりした事もありましたが、チームが良い車を作ってくれて、4番手でQ1を突破出来ました。Q2は少しアジャストしてもらったのですが、それが良くない方向へ行ってしまったのかな?というところもあり、ボクの判断ミスというのも少しあったと思っています。明日は距離も長いので、とにかく良い車に仕上げてチームとともに頑張ります」
大津弘樹選手のコメント
「ボク自身500クラスでQ2を走るのはほとんど経験が無かったので、今日は何とか良いタイムを出したいと思っていました。限界は引き出せたのですが、もう少しイケたかな?と思うところが少しあって、思った以上に順位を上げられませんでした。しかし、フリー走行は結構苦しい状況だったので、Q2まで行ける車を用意してくれたチームに感謝したいです。車のセットは良いベースが見つかったので、明日に向けて良い準備を進めたいです」