午前の不調も予選でなんとか挽回して6番手から上を目指す
絶好の秋晴れの中第7戦が始まった。しかし、気温は30℃を超え、暑さがまだ残っている。午前のセッションは車のバランスが良く無くてなかなか良いタイムが出なかったが、少しずつセットを進めフィーリングとしては向上が見られた。
Q1は野尻智紀選手がアタック。セッションの残り7分でコースイン。しっかりとタイヤを暖めてアタック。野尻選手は1周のアタックに賭けていたが、コントロールライン通過前に前を走っていた車両が最終コーナーでスピンしてしまう。イエローフラッグが提示されるギリギリのタイミングでその区間を通過したが、審議の結果、その周のタイムが採用され7番手のタイムでQ2進出を果たした。
Q2は福住仁嶺選手。1番最初にコースインし、十分にタイヤを暖めアタックに入って行った。6番手のタイムを叩き出し、明日の決勝に望みをつないだ。このコースは相性が良いので、明日は表彰台を目指してレースを戦いたい。
鈴木亜久里監督のコメント
「ドライバーは2人とも良いアタックが出来たと思う。車も最初はバランスが良くなかったけど、徐々に改善していったので、明日はもっと良くなると思うので、期待していて下さい」
伊与木仁 エンジニアのコメント
「もう少し上に行きたかったのですが、ドライバー2人が良く頑張ってくれたと思います。午前のセッションはあまりバランスが良くなかったのですが、色々と試した結果、予選のショートランの感触は良くなりました。決勝についてはこれから組み立てていきたいと思います」
野尻智紀選手のコメント
「朝の走行から一歩一歩セットアップを進める事が出来ていたので、その点は良かったと思っています。結果としてはもっと上に行けるように、しっかりと明日の準備をしていきたいと思います。明日は追い上げのレースが出来るように頑張ります」
福住仁嶺選手のコメント
「フリー走行の時は上手く乗る事が出来ていなかったので、Q1は野尻さんに行ってもらいました。Q2は大きなミスはなかったのですが、微妙な位置で終わってしまったので、非常に悔しい気持ちですが、明日も何があるか分からないので、しっかりと戦い抜きたいと思います」
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