ARTA SUPER GT500 第5戦 予選レポート | ARTA
スーパーGT ARTA GT500 第5戦 予選

2022.8.27

2022.8.27

ARTA SUPER GT500 第5戦 予選レポート

P10だがトップから1秒以内の僅差、明日は上位を目指す

今回の鈴鹿から2022年の後半戦に突入する。第2戦で優勝し、ドライバーズランキングではトップと10ポイント差の7位につける。トップとの点差は少なく、このレースから巻き返して終盤戦のチャンピオン争いに加わりたい。

今回は福住仁嶺選手から走行を開始。予選や決勝へ向けたタイヤの評価を行いながらセッティングを進めていった。野尻智紀選手は専有走行で最終評価を行い、予選へ挑んだ。

スーパーGT GT500 ARTA ピット

Q1は福住選手がステアリングを握った。十分ウォームアップを行ってからアタックへ入って行った。

福住選手は7番手のタイムを出して、残りの車両のアタックタイムが出るのを待った。最終的には3台に抜かれ、悔しい10番手で予選を終えたが、アタックした車のトップから最後尾まで1秒以内の非常にハイレベルな予選だった。

スーパーGT GT500 ARTA

明日は450kmのロングディスタンスなので、表彰台を狙えるレースを展開したい。


ARTA 監督 鈴木亜久里

鈴木亜久里監督のコメント

「500クラスの予選はいつもハイレベルなんだけど、今回もトップから後ろの方まで1秒以内の本当に難しい予選だったね。ドライバーもチームも良い仕事をしてくれたんだけど、ほんの少しの差が順位を大きく変えてしまうので、明日は挽回出来るように頑張ります」

ARTA GT500エンジニア 伊与木仁

伊与木仁 エンジニアのコメント

「福住くんから走行してもらい、主にタイヤの評価を行いました。良いタイムが出ましたが、そこからショートとロングのセットを進めました。500の専有で野尻くんに評価をしてもらい、明日の決勝を見据えたタイヤを選びました。そのタイヤで福住くんにQ1を行ってもらいました。アタックが終わった時には7番手でしたが、最後は抜かれてしまい、10番手でQ2進出は出来ず残念でした」

ARTA GT500ドライバー 野尻智紀選手

野尻智紀選手のコメント

「惜しくもQ2進出を逃してしまいましたが、明日は長いレースですし、このポジションだからこそ出来る戦略もあると思いますので、そういう事も考えつつ、長いレースをよりポジティブに戦うための良い車も必要だと思いますので、明日に向けてしっかりと準備していきたいです。明日は順位を上げて良いポジションでゴール出来る可能性はたくさんあるので、頑張りたいと思います」

ARTA GT500ドライバー 福住仁嶺選手

福住仁嶺選手のコメント

「フリー走行では上手くクリーンエアーで走れたというのもあり、悪く無いタイムを出せていました。野尻さんに変わった時に専有走行で車の状態が変わってしまって、難しい予選になるかも知れないと感じていました。予選前に皆としっかり話をして、車をアジャストしていきました。タイヤチョイスは悩むところもあったのですが、アタック自体は上手くまとめる事が出来ました。しかし、終わってみてもう少しタイムを削れるところもあったと思いましたし、結果的に10番手というのは悔しかったですが、明日のレースは長いので戦略も考えて前に出られるように頑張ります」

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