ARTA SUPER GT300 第5戦 予選レポート | ARTA
スーパーGT GT300 第5戦 予選

2022.8.27

2022.8.27

ARTA SUPER GT300 第5戦 予選レポート

Q1は木村選手がトップタイム、明日は予選8番手から挑む

このレースからいよいよ後半戦だ。我々は今季、まだ1ポイントしか獲得出来ていないので、残りのレースは全戦でポイントを獲得して、チャンピオン争いに加わりたい。

第4戦ではトラブルでリタイヤしてしまったものの、レースペースは速く、第3戦が行われた、ここ鈴鹿でもレースペースは良く、1ポイントを獲得したコースだ。流れは悪く無い。

スーパーGT NSX GT300予選

車のバランスも向上してきているので、良いところを組み合わせたセットで午前のセッションを走った。ポジションは3番手で走行を終え、予選に期待を持たせてくれた。

今回もQ1は木村偉織選手が担当した。木村選手はこのセッションで見事トップタイムをマークし、Q2の武藤英紀選手につないだ。

スーパーGT ARTA ピット 武藤英紀

武藤選手は午前のセッションを予選モードで走行が出来ていなかったので、不安を残した状態でのアタックとなった。ウォームアップからアタックに入って行ったが、タイヤの内圧変化が大きく、アンダーステアが発生してしまい、8番手でQ2を終えた。しかしながら、車の乗りやすさは今シーズン一番だと2人のドライバーはコメントしている。明日のレースを楽しみにしたい。


ARTA エグゼクティブアドバイザー 土屋圭市

土屋圭市アドバイザーのコメント

「Q1で偉織がトップタイムを出してくれたので、武藤もやりやすかったと思うんだけど、武藤の時はタイヤの内圧が上がり過ぎてしまい、思うようにタイムが出せなかったね。それにしても8番手からスタート出来るので、表彰台を狙って行きたいと思います」

ARTA GT300 エンジニア 岡島慎太郎

岡島慎太郎エンジニアのコメント

「朝のセッションのセットアップは第3戦の鈴鹿、第4戦の富士の良い部分を組合せて持ち込みました。前回はアンダーステアが問題だったので、それを改善出来るようなセットで走行しました。走り出しから最後まで3番手のポジションをキープ出来ていたので、前回よりパフォーマンスは高かったと思います。ウェイトの差もあると思いますが、良い部分も増えているので、ちょっとまだ上手く曲がれていないところもありますが、そこは上手くアジャスト出来て、偉織がQ1でトップタイムを出してくれました。偉織も自信がついたと思いますし、車のセットも良い方向にきたと思っています。Q2はQ1ほどタイムを上げる事が出来なかったので、再度データ確認をして、改善出来ればと思います。明日のレースは戦略を考えて挑みたいと思います」

ARTA GT300ドライバー 武藤英紀選手

武藤英紀選手のコメント

「Q1は偉織がトップで帰ってきてくれて、車のバランスは確実に向上していると思いました。しかし、自分としては予選のペースで走れていなかったので、どこまで行けるか?という不安はありました。偉織に聞いたら車はとても良くなっているというので信じて行った部分はありましたが、上手く合わせきれなかったです。トップのタイムは見えませんでしたが、上手く合わせる事が出来ていればあと3つ4つポジションを上げる事が出来たかも知れません。でも今までで一番乗りやすい車に仕上がっているので、決勝は今までで一番良いレースが出来ると思います」

ARTA GT300ドライバー 木村偉織選手

木村偉織選手のコメント

「Q1でトップタイムを出す事が出来ました。チームに良い車を作ってもらい、皆さまに色々なチャンスを頂いていたので、HRC、チームにほんのわずかではありますが、恩返しが出来たかな、と思っています。Q2は車のバランスが思ったところに行かなかったので、8番手ではありましたが、今シーズン最も良いポジションからスタート出来るので、明日は優勝目指して頑張りたいです」

シェア:

Related Article

関連記事