新しいカラーリングになったトランスポーター | ARTA

2020.11.9

2020.11.9

新しいカラーリングになったトランスポーター

この度、新しいカラーリングになりました!

白地に黒のロゴで第6戦鈴鹿ラウンドより登場のARTAのトランスポーターいかがでしょう?青空に映えますね~。今回はそのトランスポーターについてお話しましょう。

サーキットに足を運んだ事のある方は、大きなトランスポーターがパドックやコースサイドなどにヘッドの部分から切り離され駐車しているのをご覧になったことがあると思います。個人的に大きな乗り物は夢があって良いなと、レーシングカーだけではなくそう思っていつも眺めてしまうのがトランスポーター(以下トランポ)。かっこいいですよね。

その役割としては、レーシングカーを運ぶ、ホスピタリティ、機材運搬の3種類に分けられます。われわれは、2台体制と大所帯ですので、20トン車3台を使用して、レースウィークに必要なものを運んでいます。

クルマを運ぶという役割については、ご想像がつくと思います。ファクトリーで整備されたレーシングカーを大切にサーキットに持ち込む為に使用します。われわれの愛する8号車、55号車はこのような形で2台同じトランポに積載し大切に運ばれます。

ホスピタリティとしての役割として、われわれが使用しているタイプはドライバー、監督が休憩するスペースがトランポ内部に設置されています。サーキットによってはピットビルに滞在できる部屋がない場合もあり、その場合はここでレースウィークを過ごすこととなります。作戦会議をしたり、休憩をしたりという大事なプライべ―ト空間ですね。

その他、レーシングカーの機材、チームの備品などを運ぶ役割もします。各陣営のトランポはスケールの大小は違えど、サーキットでの役割としてはほぼ同じものとなります。

トランポは所有する運送会社の運用となりますが、われわれのチームの運転手さんはクルマを下ろすと、レースウィークそのままチームに帯同しスタッフとしてレースの一翼を担っています。

また、サーキットには常にピカピカの状態で並んでいますが、サーキットに入る前に洗車をしたりと常にカッコイイ状態をキープしてくれています。安全運転に関してもプロ。運航状況も厳しく管理されています。高速道路で見かけると、テンションが上がるファンの方もいらっしゃると思います。安全な速度で走行していますので、決して後を追うことなく気持ち良く追い抜いて行ってくださいね。

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