ARTA SUPER GT500 第6戦 決勝レポート | ARTA

2020.10.25

2020.10.25

ARTA SUPER GT500 第6戦 決勝レポート

ピット入口でのロスが響き、優勝逃すも3位連続表彰台

今季2回目の観客動員によるレースは朝から快晴だ。朝は少し寒かったが、ウォームアップ走行までには気温もあがり、レース観戦日和と言えるだろう。

野尻はトップで1コーナーに入り周回を重ねる。6周目から300クラスに追いつき、野尻は巧みに抜いてトップをキープ。徐々に2番手を引き離していく。野尻は13周目から徐々にタイヤのグリップが落ちてきた事を無線で伝えてきたが、ラップタイムは遅くない。

19周目にルーティンのピットインを行った。前の周に野尻は無線で風が強いので福住仁嶺に気をつけるようにアドバイスしてきた。野尻はピットロードへステアリングを切ったが、前に300クラスの車両が低速走行していた為、ここで大きくタイムロスしてしまった。福住に交代し、ピット作業はミスなく終わりコースへ送り出した。

22周目に300クラスの車両がコースアウトしてしまい、ここでセーフティーカーが導入された。ピットクローズドが出る前にタイミング良くルーティンのピットイン作業を終えた車両があったのと、先ほどのタイムロスで2台の車の先行を許してしまい福住は3番手にドロップしてしまう。

26周目にリスタートが切られた。福住はリスタート後にピックアップの症状を訴えてきた。前車のペースはわずかに速く、じわじわ離されてしまいそうになるが、周回遅れに引っかかったタイミングを利用して福住は大きく離されずに前に食らいついて行く。ピックアップと戦いながらもペースを元に戻し前車を追ったが、僅差で抜くことが出来ず、今季2回目の表彰台となったが、悔しいレースとなってしまった。

鈴木亜久里監督のコメント

「野尻の前半の走りは素晴らしかったね。しかし、ピットロードで遅い車に引っかかってしまって運が悪かった。勝てる手応えがあっただけに悔しいけど、車のバランスは良いから残り2戦勝てるように準備します」

ライアン・ディングル エンジニアのコメント

「作戦通りに行ったんだけど、2位の車のアウトラップはちょっと危険な走りでしたね。普通に行けばあれは抜けていたと思うので悔しいです。途中、ピックアップが酷く、アンダー方向へ行ってしまったので、ドライバーは大変だったと思います。3位表彰台に乗れましたが、嬉しさよりも悔しさの方が大きいです。しかし、今日、我々の力は精一杯出せたと思っていますので、良く戦えたという感じはあります。残り2戦は何とか勝ちたいですね。勝てる力はあると思います」

野尻智紀選手のコメント

「スタートから順調に走って後続にギャップを築けたと思うのですが、後半キツくなってきたところがあって、ギャップを詰められてしまいましたが、自分自身の走りとしては悪くなかったと思いますが、ピットに入るタイミングでピットの入り口で300の車両がかなり手前で減速したので、それで3秒ぐらいロスしてしまいました。それが無ければトップのままコースに戻れたと思うのですが、運だけで片付けてしまってはいけないと思うので、その辺を振り返ってどういう判断が出来たかしっかり検証して次回に生かしたいです。今回のレースは納得行きませんが、全体として力を出し切れたと思っています」

福住仁嶺選手のコメント

「野尻さんがピットインのタイミングで300の車に引っかかってしまいましたが、アウトラップは悪くなかったと思っていました。しかし、12号車に前に行かれてしまいました。その後は焦らず行こうと思っていましたが、直後にSCが入り、そのタイミングでもう1台前に行かれてしまいました。自分でもペースを上げられない状態でしたが、チャンスがあれば抜こうと思っていましたが、なかなか上手く行きませんでした。後ろからも速い車が迫ってきたので大変でしたが、何とか最後まで走らせる事が出来ました。今回は反省点が沢山あると思いますが、常に上位にいると思うので、これらの経験を生かしてしっかり戦って行きたいです」

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