2020年ARTAハイライト メカニック・レースクイーン編 | ARTA

2021.3.30

2021.3.30

2020年ARTAハイライト メカニック・レースクイーン編

サーキットでは、どうしても最前線で戦う2人のドライバーに注目が集まりがちだが、その裏で“縁の下の力持ち”として、ARTAを支え・盛り上げる人たちがいる。それがメカニックとレースクイーンだ。

特に2020年は新型コロナウイルス感染防止対策のため、様々な制限がある中でレースを闘っていくこととなったが、彼ら・彼女らの頑張りもあり、ARTAは2台ともトップ争いを繰り広げる活躍を見せた。

コロナ禍で制限はかかるも、サーキットに華を添えたARTA GALS

2020年のARTA GALSには綾瀬まお、神尾美月、はらことは、真木しおり、藤澤響花、松田麻緒の6名が選出されたが、新型コロナウイルス感染拡大により、前半4戦はサーキットへの関係者入場制限がかけられ、彼女たちのサーキットデビューは10月の第5戦富士からとなった。

最終戦を除いては、レースクイーンは1台につき2名までと制限が続き、サーキット内での業務も決勝レース前にはグリッドボードやSUPER GTのフラッグを持っての入場や、スタート1分前ボードの提示を行う業務をこなし、会場を盛り上げた。

もちろん、レース中は2台のARTAマシンを応援。彼女たちの祈りも追い風となり、8号車は第7戦もてぎで悲願のシーズン初勝利をマーク。55号車も第5戦富士で2位表彰台を獲得するなど、活躍に大きく貢献した。

最終戦の富士では関係者の入場制限もさらに緩和されて全員が集結し、スポンサーPRステージやファンのフォトセッションなどにも参加。コロナ禍によりマスク着用が義務付けられるなど、例年とは異なり制限の多いシーズンとなったが、ARTAブランドを“カッコよさ”を存分にPRし、全員がしっかりと業務を全うした。

迅速かつ正確な作業でマシンを送り出したメカニックたち

レースを戦っていく上で欠かすことができないのがメカニックやエンジニアの存在だ。こちらもコロナ禍により1チームあたりのスタッフの人数も制限がかけられるなど、いつもとは違う状況だったが、ARTAのメカニックたちは例年と変わらずマシンをしっかりとメンテナンスし、コースへと送り出した。

また、エンジニアたちも、走行で得られたデータやドライバーからのフィードバックを的確に分析し、少しでも疑問に思う点があれば、徹底的に話し合って問題を解決。0.001秒を削り取るため、パフォーマンスの向上に努めた。その結果、特に8号車は予選でライバルを圧倒的な速さをみせ、3度のポールポジションを獲得し第7戦もてぎでの優勝を含む3度の表彰台を獲得した。

55号車もポールポジションには届かなかったが、第2戦富士、第3戦鈴鹿で2番グリッドを獲得し、第5戦富士では2位表彰台を掴み取った。最終戦ではエンジントラブルに見舞われてしまうも、メカニックが深夜まで作業を続けてマシンを修復。無事に決勝レースに送り出し、見事なリカバリーをみせた。

2021年も迅速かつ正確に、そしてクールに働くメカニック・エンジニアたちに、ぜひご注目いただきたい。

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