ドライバー二人の素晴らしい走りで明日は2番手からスタート
第2戦富士では、ポイントを獲得する事が出来なかったが、車のバランスは良く、今朝のセッションではトップタイムを記録した。チームの雰囲気も良く、ドライバー達も落ち着いている。
Q1のアタックは佐藤蓮選手。各社が次々とコースインする中、ギリギリまでコースインを引っ張り、残り5分半でコースイン、ウォームアップのあとアタックへ入って行った。タイミングモニターには2番手のタイムが表示されたが、その後、2台に抜かれ、4番手でQ1を終えた。
Q2は大津弘樹選手。セッション残り5分半でコースイン。2周のウォームアップを行い、アタック。大津選手はQ2で3番手のタイムを記録し、合算で予選は2番手となった。明日はフロントローからのスタートで優勝を狙う。
鈴木亜久里監督のコメント
「アベレージでみて良いペースで走れていると思うね。車のバランスが安定していると思う。ポールの車は速すぎるけど、レースでは我々に十分チャンスがあるので期待していて下さい」
土屋圭市アドバイザーのコメント
「16 号車は二人ともタイムが良かったので、2番手になりました。これはもう優勝を狙うしかない。皆さんにお見せできるのはいいレースが絶対にできるって事ですね。間違いなくお見せできるので、できればワンツーでフィニッシュします」
田中洋克チームディレクターのコメント
「持ち込みのバランスが良くて、午前中はトップのタイムを出せました。予選に向けて期待していたのですが、ちょっと伸びが足りなかったですね。明日のレースは頑張ります」
大津弘樹紀選手のコメント
「車のポテンシャル的には出し尽くす事が出来たと思うのですが、Q1でトップとの差があったことと、Q2でもその差を縮められなかったので、ドライビング的にはベストは尽くせたのですが、届かなかったのは悔しいですね。自分自身でもピークのないタイヤへのアジャストが難しかったので、そこでわずかなロスがあったと思います。明日は2番手からスタート出来るので、切り替えて頑張りたいと思います」
佐藤蓮選手のコメント
「公式練習の走り出しから車としては決まっていたのですけど、午後では風向きが変わってコンディションが結構変わっていました。その中でもQ1では自分が担当して、トップの車は速かったですけど、2番手はかなり接戦っていう中で繋げることができたので、その中で大津さんがいいアタックをしてくれて、最終的には2番手のポジションを獲得することができました。鈴鹿はホンダ勢としてもホームコースなので、何としても優勝を取りに行きたいと思います」