ARTAドライバーのヘルメットのこだわり:佐藤蓮「ミハエル・シューマッハに憧れて、この色にした」 | ARTA

2021.5.31

2021.5.31

ARTAドライバーのヘルメットのこだわり:佐藤蓮「ミハエル・シューマッハに憧れて、この色にした」

レーシングドライバーは、安全のためヘルメットを装着してレースに臨むのだが、そのカラーリングやデザインには、様々なこだわりがある。ARTAドライバーたちに、それぞれのデザインやこだわりのポイントを聞いた。第2回目は、55号車ARTA NSX GT3をドライブする佐藤蓮だ。

デザインのきっかけは、ミハエル・シューマッハ

佐藤のヘルメットは、オレンジっぽい赤色がメインのデザインとなっており、そこに細かいラインが入れられている。この色を採用したきっかけについて質問すると、このような回答が返ってきた。

「一番最初は、ミハエル・シューマッハのレプリカを作ったんですよね。それから、こういう色(オレンジっぽい赤色)が定着して、そこからアレンジしていく感じで色々と変わっていって……今はこういう感じになっています」

ミハエル・シューマッハはF1で通算91勝を挙げ、7度のワールドチャンピオンを獲得したドライバー。今でもレジェンドの1人として世界中のファンから愛されている。彼もキャリア全盛期の頃は赤を基調としたヘルメットを使用しており、それを被ってF1で活躍する姿を見て育ってきた佐藤は、彼への憧れからヘルメットのデザインを真似るところからスタートした。

そこから細かく変更が加えられて生き、現在のデザインになった。

これからも、この色は継続の予定「目立つから良い」

奇しくも、佐藤のヘルメットカラーはARTAのカラーとも一致する。そこは最初から狙っていた訳ではないが「ちょうどARTAのカラーリングとも合うので、そこは良いですね」と、ヘルメットのカラーリングがチームと一体になっている部分は喜んでいる様子だ。

ドライバーによっては、定期的にカラーリングを大きく変更する人もいるが、佐藤はこれからも変更するつもりはないという。

「こだわりというと……この色ですよね。やっぱり目立ちますからね。そういう意味で、この色は変えることなく、ここまできていますね。細かなラインとかは変えることはありますけど、基本的にこの色はこれからも変えないかなと思います」

確かに、カート時代を始め、2019年のFIA-F4日本選手権や2020年のフランスF4でも、一目で佐藤だと分かるほど、周りに深く印象を与えるデザインとなっている。

これから、彼の活躍とともに、この明るい赤色のヘルメットが、より多くのファンに定着していくことは間違いないだろう。

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