すこしずつマシンは良くなり明日は8番手から上位を目指す
今年新たに加わった佐藤蓮選手は、2021年にARTAのGT300クラスのドライバーとして戦っていたが、GT500クラスのドライバーとして、ARTAに戻ってきた。
経験豊かな大津弘樹選手とともにチャンピオン獲得を目指す。
開幕戦前の最後のテストで行われた新方式の予選シミュレーションで、#16 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GTは、8号車に続く2番手という好タイムで終えた。
土曜日午前中のセッションはトラブルもなく順調にメニューを消化し、9番手で終え、新方式の予選を迎える事になった。
Q1は佐藤選手が走る事になった。GT500クラスで初めての予選を12番手で終えた。車の状態は午前より改善されていたようだが、更に改善する必要があり、セットをアジャストして、Q2の大津選手につないだ。
大津選手はQ2の残り時間4分30秒でコースイン。Q1の佐藤選手のコメントが生きたのか、車のバランスは更に向上したようで、タイムを0.3秒縮めて8番手で予選を終えた。
明日は更に上位を目指せるように戦いたい。
鈴木亜久里監督のコメント
「午前中がちょっと足踏み状態だったね。でもチームが改善点を見つけてくれて、このチームの実力の高さを改めて確認出来たね。明日は更に良い状態で挑めると思うので、しっかりとポイントを稼ぎたいね」
土屋圭市アドバイザーのコメント
「今の16号車が持っている力を精一杯出せたと思う。ここから更に力を出していき、シリーズチャンピオンを争えるようにしたいね」
田中洋克チームディレクターのコメント
「午前中はバランスが良く無くてタイムも出せていませんでした。Q1もアジャストしきれていなくて、Q2前にセット変更をして、タイムを縮める事が出来ました。対応が遅れたのが勿体なかったですね。シビック初めてのレースではありますが、安定して走り、結果を出せるように頑張ります」
大津弘樹紀選手のコメント
「午前中はあまり良く無かったのですが、予選までにチームが車を改善してくれたので、ボクのQ2については蓮のコメントからアジャストして更にバランスが改善されていました。今回この初めてのフォーマットで予選に挑みましたが、ワンアタックのユーズドでアタックするというのが未知数でしたが、今回経験が出来たので次につながる予選だったと思います。明日に向けても、今日大幅に改善出来たところを明日にも生かせると思うので、良いレースが出来るように頑張りたいと思います」
佐藤蓮選手のコメント
「GT500初めての予選が終了しました。公式練習ではあまり良くありませんでしたが、Q1、Q2にかけて段々車が改善されていきました。最終的には、大津選手がタイムを稼いでくれて8番手からスタートする事が出来ます。自分の予選に関してはミスもあって、見直すところがありますが、気持ちを切り替えて明日は走り切ってポイントを獲得したいと思います」